左肩甲骨の内側の痛みと重だるさがあった女性

＊症状の内容と来院の経緯

仕事でのパソコン作業で日常的に肩こりがあった。ある時、日に日に背中が重だるくなりはじめ、やがてその症状も日常的になってきていた。
そんなある日、ついに重だるさから痛みに変わり始めた。

だんだん悪くなっていく症状に不安を覚え、ネットで検索して当院に来院。

＊同時に抱えていた症状：肩こり

＊検査
体全体が硬く、特に骨盤、肩甲骨、肩、首の可動域が少ない。
頭の重さが重い。
内臓 ー 腎臓、胃、すい臓の反射が体の硬さに出ている。

＊施術内容と経過
1回目：体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善。
腎臓、肝臓、胃、すい臓へのアプローチ。

頭の重さ改善。骨盤、肩甲骨、肩、首の可動性がアップ。

2回目：3日後に施術。
施術の持続が良くない。元には戻っていないが、体全体が硬い。
日常の食事について聞いてみると、パンなどの炭水化物の摂取量が多い目。

体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善。
腎臓、肝臓、胃、すい臓へのアプローチ。
四肢の筋肉を揉まずに特別な方法で緩和。
最後に頭へのアプローチ。

症状が改善され痛みや重だるさはなくなった。

3回目：5日後に施術。
パンなどの炭水化物の摂取量を減らして貰ったことで施術の持続力がアップ。背中の痛み・重だるさ・肩こりも半減。

腎臓、肝臓、胃、すい臓へのアプローチ。
体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善。
四肢の筋肉を揉まずに特別な方法で緩和。
最後に頭へのアプローチ。
症状がすべて消えた。

4回目：10日後に施術。
症状なし。
前回と同じ施術内容。

5回目：16日後に施術。
少し肩こりがあるものの背中の痛みや重だるさはなし。
前回と同じ施術内容。

次回より3週間に1回のペースでメンテナンス施術。

＊考察
肩こりは事務職でパソコンを毎日見ているせいも多少あるが、背中の痛みや重だるさはすい臓と胃に負担がかかり続けた結果、内臓ー体性反射が起こり、症状出現に至ったと考えられる。

肩こりも同様に内臓からの影響もあったようである。

甘い物や炭水化物による糖質の摂取量には注意が必要である。